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【読みやすさ重視】初心者から楽しめるおすすめ小説10選

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小説を読みたいけど、何を選べばいいかわからない」「難しい文章は苦手…」そんな風に感じている方はいませんか?小説を楽しむ第一歩は、自分に合った「読みやすい本」を見つけることから始まります。

今回は、初心者や読書が苦手な方でもスラスラ読めて楽しめる小説を厳選してご紹介します。

この記事で分かること
  • 読みやすい本を選ぶポイント
  • 初心者でも読みやすい、おすすめ小説10選
  • 初心者が読書を楽しむためにまずすること

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目次

読みやすい本のポイントとは?

小説といえば文学的な表現や複雑なストーリーが魅力ですが、読みやすさを重視するなら次のポイントをチェックしてみましょう。

読みやすい本のポイント
  • 文体がシンプル
  • テンポの良いストーリー展開
  • 共感しやすいテーマやキャラクター
  • ページ数が適度

文体がシンプル

難解な表現や長い文章は、読書に慣れていない人にはハードルが高く感じられます。短い文章で分かりやすい文体の作品を選ぶと、スムーズに読み進められます。

テンポの良いストーリー展開

物語がダラダラと進む作品より、テンポよく展開が進む小説は飽きずに楽しめます。特にミステリーや恋愛小説は、この点でおすすめです。

どこで区切ろうかとヤキモキするくらいの小説たちを選んでいます。

共感しやすいテーマやキャラクター

主人公や物語のテーマに共感できる作品は、感情移入しやすく最後まで読破しやすい傾向があります。

面白いとされる本や、ベストセラー本はたいてい魅力的な主人公がいます。ただ、小説の面白いのは、全てが主人公視点で書かれているわけではないんです。さまざまな人の視点から見た感情や思惑が書かれており、映像とはまた違った楽しみが生まれます。

映像では描かれない心理描写を読めるのは小説ならではでしょう。

原作を読んで映像化を見ると、このキャラもっと魅力的なのにって思うことが多々あります。内容が枠に収まらないんでしょうね。

ページ数が適度

初心者にとって、いきなり分厚い小説は挑戦しにくいもの。200~300ページ程度の作品から始めると負担が少なく楽しめます。

200~300ページでも多いと感じる人はいるかもしれませんが、本当に面白い本に出会えたなら500ページ越えで上下巻あるような本でも苦にならなくなります。

初心者でも読みやすい!おすすめ小説10選

ここからは、読みやすさを重視したおすすめ小説を10作品ご紹介します。それぞれ詳しいポイントも解説しているので、自分に合った一冊を見つけてください!

1.『君の膵臓をたべたい』住野よる

病を抱える少女と、彼女に巻き込まれる平凡な男子高校生が織りなす青春物語。主人公が日記形式で語るスタイルなので、読者は物語の中心にいるような感覚を味わえます。高校生ならではの悩みや淡い感情が、切なくも共感を呼びます。

私の周りの中高生がこの作品を読んで面白かったと言っていたくらいなので、読みやすさは間違いないかと思います。

おすすめポイント:

短い文章とわかりやすい描写で、どんどん物語に引き込まれます。感動のラストには涙する読者が続出!

2.『コンビニ人間』村田沙耶香

36歳の独身女性である主人公・古倉恵子が、コンビニ店員として生きる日常を描いた物語。社会的な「普通」とは何か?という問いをユーモアを交えて投げかけます。コンビニという誰もが馴染みのある空間が舞台で、親近感を持ちながら楽しめます。

ページ数も少なく、読みやすい話題作です。

おすすめポイント:

独特な主人公の視点が斬新で、笑いながら深く考えさせられる作品です。コンビニと主人公の価値観や感覚がマッチしていて非常に秀逸な作品です。

3.『世界から猫が消えたなら』川村元気

余命わずかな主人公が、悪魔から「この世界から一つのものを消す代わりに命を延ばす」という提案を受ける物語。日々の生活の中で何が本当に大切なのかを問い直させられる作品です。シンプルで美しい文章が、読む人の心に優しく染み渡ります。

タイトルからして人を惹きつける魅力のある作品です。実際に面白さは折り紙つき。

おすすめポイント:

猫の存在が癒しとなり、ストーリーに温かさをプラス。感動の結末が心に残ります。

4.『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

「黒髪の乙女」に恋する先輩が、彼女を追いかけながら奇想天外な出来事に巻き込まれる物語。ユーモアたっぷりの文体と幻想的な京都の描写が見事に融合しています。非日常的な展開がありながらも、読みやすく楽しい雰囲気です。

途中で「この人は何してるんだ?」と思えるけど、なぜか読み進めてしまう作品。中毒性があります。

おすすめポイント:

映像化された作品でもあり、視覚的に楽しむことでさらに物語が広がります。

5.『ハリー・ポッターと賢者の石』J.K.ローリング

言わずと知れた世界的な名作。

イギリス発のファンタジー小説。魔法学校ホグワーツを舞台に、孤独な少年ハリーが魔法の世界で成長していく冒険譚です。児童向け文学として書かれているため、文章はシンプルで読みやすいのが特徴。子どもから大人まで楽しめる普遍的な魅力があります。

翻訳されているのと、日本では馴染みのない食品やワードが出てくるのが少し違和感に感じるものの、それをものともしないくらいの面白さがこの作品にはあります。

ページ数は一巻あたり少し多くなっていますが、ストーリー性とキャラクター達の魅力、世界観がそれを凌駕すること間違いなしです。

私は高校生のころ授業中に隠れて読んでいました。

おすすめポイント:

シリーズ化(全6巻)されており、気に入ったら続編も読む楽しみがあります。

6.『重力ピエロ』伊坂幸太郎

兄弟の絆をテーマにした感動的なミステリー。主人公たちの過去に隠された秘密と、現在進行形の事件が絡み合うストーリーです。テンポの良い会話文とユーモラスなやり取りが多く、ミステリー初心者にもおすすめです。

伊坂幸太郎作品は本当に独自の世界観を提供してくれます。「シリアスなのに少し笑える。」「例え話が少しずれているけど、なぜかしっくりくる。」「名言風のためになりそうな言葉を発する。」そんな不思議な作品が多く楽しめます。

個人的に一番好きな作家さんです。
どの作品も中毒性があります。

おすすめポイント:

事件の真相が明かされるラストには、驚きと感動が待っています。終盤にそれまでの出来事が全て絡み合い、偶然のような必然が待っています。

7.『成瀬は天下を取りに行く』三戸なつめ


女子高生・成瀬が、ある日突然「天下を取る」と宣言し、破天荒な挑戦を始める青春エンタメ小説です。個性豊かな仲間たちと共に、「天下」とは何なのかを模索しながら進む物語は、笑いあり、涙ありのジェットコースターストーリー。現代の若者が抱える悩みや、自己肯定感の大切さがテーマとして描かれています。

おすすめポイント:

テンポの良い展開

主人公・成瀬の突拍子もない行動やユーモラスなやり取りがテンポよく進むので、飽きずに読み進められます。軽妙な会話や心に響くセリフが魅力的です。

青春の爽快感

「天下を取る」という大げさな目標が、実は日常の中の小さな挑戦に繋がっていることに気づかされます。高校生ならではのエネルギーや、友情の美しさが詰まった物語です。

8.『青空と逃げる』辻村深月

辻村深月が描くサスペンスと人間ドラマが融合した一冊です。この作品は、主人公の母親が行方不明になったことをきっかけに、母の親友である女性とともに逃避行を繰り広げる物語です。逃げる理由も目的も曖昧なまま進む旅は、読者にハラハラ感を与えるだけでなく、登場人物たちの内面に迫るドラマを描いています。

おすすめポイント:

• スリリングな展開

 常に追われているという緊張感が物語全体に張り詰めており、一気読みしたくなる緊迫感があります。逃げる先々で起こる出来事がリアルに描かれ、まるで自分も旅に同行しているかのような気分に。

• 登場人物の心理描写が秀逸

 逃げる中で明かされる主人公と母親の関係性や、母の親友とのやり取りが丁寧に描かれています。特に、「逃げる理由」が少しずつ解き明かされる過程が深く心に残ります。

• 「自分にとって大切なものは何か」を考えさせられる

 追われながらもふとした瞬間に見つける平穏や、守りたいものへの思いが、読者自身の人生に対する気づきを与えてくれます。

おすすめ読者:

・スリリングな物語が好きな方

・心理描写を重視する小説を読みたい方

・非日常の旅を味わいたい方

9.『舟を編む』三浦しをん

辞書編集というニッチなテーマを扱ったにもかかわらず、多くの人を惹きつけたベストセラー小説です。主人公の馬締(まじめ)は、不器用ながらも辞書という膨大で地道な仕事にひたむきに取り組む姿勢が魅力的。個性豊かな同僚たちとのやり取りや、言葉の奥深さに触れる過程が、静かな感動を呼び起こします。

おすすめポイント:

• ユーモアと感動のバランス

 辞書編集という一見地味なテーマを扱いながらも、キャラクターの掛け合いや日常のエピソードがユーモラスで飽きさせません。馬締の成長物語としても楽しめます。

• 言葉の美しさを再発見

 普段何気なく使っている言葉の背景や、辞書作りの奥深さを知ることで、読後に「言葉」というものがもっと好きになるはずです。

• 人とのつながりが心に残る

 仕事仲間や家族、恋人との関係性が丁寧に描かれており、馬締の不器用ながらも真っ直ぐな生き方に感動を覚えます。

おすすめ読者:

・仕事や日常に迷いがある人

・「地道な努力」の大切さを知りたい人

・心温まるストーリーを楽しみたい人

10.『博士の愛した数式』小川洋子

記憶が80分しか持たない数学者と、彼の元で働く家政婦、その家政婦の息子が織りなす心温まる交流を描いた物語。数学というテーマがベースにあるものの、専門知識がなくても楽しめるように構成されています。数字が人間関係や思い出と結びついていく描写が感動を呼びます。

おすすめポイント:

• 静かで優しい物語

 派手な展開はないものの、日常の中にある温かさや、儚いながらも美しい人間関係が静かに胸を打ちます。博士と少年の絆、そして家政婦の視点で語られる物語が、深い感動を与えてくれます。

• 数学が苦手な人でも大丈夫

 数式や数学の話が登場しますが、それはストーリーのアクセントに過ぎません。むしろ、数字を通じた博士の思いが詩的に描かれているので、数学に対する苦手意識が薄れるかもしれません。

• 切なくも美しいラスト

 記憶の限界を抱える博士との時間が、どれだけ大切なものだったのかを思い返すラストが心に残ります。

おすすめ読者:

・静かで感動的なストーリーを求めている人

・家族愛や人間関係を深く描いた作品が好きな人

・「儚さ」の中にある美しさを楽しみたい人

初心者が読書を楽しむための環境作り


初心者が読書を楽しむためには、環境を整えたり、無理なく始められる工夫をすることが大切です。以下に、読書を楽しむための具体的な方法を紹介します。

読書に適した環境を作る

静かで落ち着ける場所を選ぶ

テレビやスマホの通知音など、気が散るものがない静かな場所を確保しましょう。例えば、ベッドサイドやお気に入りのカフェ、図書館などが良い選択肢です。

読書用のライトを準備する

目に優しい明るさのライトを使うことで、快適に読書が楽しめます。特に夜読書をする場合は、暖色系のライトがおすすめです。

座り心地の良い椅子やソファを用意する

長時間座っても疲れない椅子やクッションを使うことで、読書に集中しやすくなります。

読書の環境を整えるグッズを集めています。合わせてお読みください。

スマホやデジタルデバイスの工夫

読書専用の時間を確保する

読書中はスマホをマナーモードにしたり、離れた場所に置いたりしましょう。「この時間は読書」と決めることで集中できます。

例えば

電子書籍を活用する

通勤や隙間時間に読める電子書籍リーダーやスマホアプリを利用すると便利です。ライト機能やフォント調整も可能なので、疲れにくくなります。

読書を楽しむためのマインドセット

「最後まで読まなくてもいい」と考える

途中でつまらないと感じた本は無理に読み切る必要はありません。別の本に切り替えて、自分に合った作品を探すことが大切です。

ただし、途中から「ウソでしょ!?」ってくらい面白くなる作品も多いので注意です。
ネットで総評を確認しておくのもありかもしれません。

感想をシェアする

読んだ本の感想を友人に話したり、SNSやブログで共有すると、読書が楽しくなります。他の人の意見を聞いて新たな本に出会うこともできます。

本屋や図書館を散歩感覚で訪れる

特に買う本を決めていなくても、本屋や図書館を歩いていると気になる本が自然と目に入ります。視覚的に楽しみながら選ぶのも初心者にはおすすめです。

読みやすい本から始めて、読書の楽しさを広げよう!

いかがでしたか?読みやすい本から始めると、自然と読書が楽しくなり、新しいジャンルにも挑戦したくなるものです。今回ご紹介した10冊の中から、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください!

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この記事を書いた人

読書をこよなく愛して30余年。
会社経営をしている手前、ビジネス書、自己啓発本など様々なジャンルも読む。
また、子供から大人まで楽しめるような小説など、幅広く読書を楽しんでいる。
ここでは読書の最高の楽しみ方、読書の始め方、おすすめの本など紹介していきます。

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