オーディオブックやポッドキャストの普及により、移動中や家事の合間に「ながら読書」を楽しむ人が増えています。その中で、「倍速再生」を利用して効率的に情報を得る方法が注目されています。倍速再生は、時間を節約するだけでなく、集中力を高める効果も期待できる一方で、デメリットや注意点もあります。
この記事では、倍速再生のメリットとデメリットを整理し、具体的な聞き方のコツを解説します。オーディオブック愛用歴2年以上の私が、実体験をもとにお伝えします!
- なぜオーディオブックを倍速再生で聴く?
- 倍速再生のメリット・デメリット
- 倍速再生のコツ
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倍速再生とは、音声の再生スピードを通常の速度(1.0倍速)よりも速めて聴く方法です。多くのオーディオブックやポッドキャストアプリでは、1.25倍速、1.5倍速、さらには2.0倍速まで設定できることが一般的です。
倍速再生が人気の理由
1. 時間の効率化
例えば、10時間の本を2.0倍速で聞けば、実質5時間で完了します。
オーディオブックの読み手は朗読なので通常より少し遅いくらいのテンポで語ってくれます。これはこれで聴き心地はいいのですが、時間がかかってしょうがない。長編ミステリーなんかは普通に10時間越えの作品も多数あります。これらを倍速再生で短縮して聴くことが好まれています。
2. 集中力の向上
速いテンポが集中を維持するのに役立つと言われています。実際、集中して聴かないと聞き取れないくらいの速さになるので、否が応でも集中します。
3. 大量の情報を短時間で吸収可能
学習や自己啓発の場面で特に効果を発揮します。
倍速再生のメリット
- 時間を有効活用できる
- 聴覚のトレーニングになる
- 集中力が向上する
時間を有効活用できる
忙しい現代人にとって、時間の節約は重要です。家事や通勤中などのスキマ時間に倍速再生を使えば、短時間で多くのコンテンツを消化できます。特にビジネス書や自己啓発書など、内容が要点を押さえる形式のものに最適です。
聴覚のトレーニングになる
倍速再生を続けることで、速い話し方にも慣れ、通常の会話がスムーズに聞き取れるようになる場合があります。外国語学習にも役立ちます。
集中力が向上する
速いテンポの音声は「ぼーっと聴く」ことを防ぎます。注意が散漫になりにくく、結果として理解力が高まることもあります。
やるとわかりますが、しっかりと集中していないと聞き逃します。
その分、集中力が増しますね。
倍速再生のデメリット
- 理解が追いつかない場合がある
- 音声の質が変わる
- 集中力が持続しないことも
理解が追いつかない場合がある
特に情報量が多い本や、哲学・文学のように内容を深く考える必要があるジャンルでは、速すぎる再生速度が逆効果になることも。スピードと理解度のバランスが重要です。
もちろん止めることができるので、分からなくなったときには止めて思い返してみるのが良いでしょう。
音声の質が変わる
倍速再生では、話し手の声が高くなり、不自然に感じる場合があります。感情表現や間の取り方が失われ、感動や共感が薄れることも。
違和感があるのは否めません。でも慣れたら「そんなものか」と慣れます。
集中力が持続しないことも
速いペースで聴き続けると、集中力が切れて内容を聞き逃してしまう可能性があります。特に長時間のリスニングには注意が必要です。
邪魔が入ると一瞬で置いてかれます。
倍速再生を使いこなすコツ
- 自分に合った速度を見つける
- ジャンルによって速度を変える
- 聴き直しを活用する
- スマホの設定を活用する
自分に合った速度を見つける
最初は1.25倍速や1.5倍速から試してみましょう。内容が頭に入らない場合は速度を下げ、慣れてきたら徐々に上げると良いでしょう。無理をしないことが大切です。
初めから2倍速で聴こうとしましたが、追いつかなかったです。
初めは1.5倍くらいがおすすめです。
ジャンルによって速度を変える
例えば、ビジネス書やニュースのように「情報量が多いが感情表現が少ないもの」は速い速度で聞きやすいです。一方、小説や詩のように感情を味わいたい作品は、通常速度かやや速い程度が適しています。
聴き直しを活用する
倍速再生では聞き逃しが発生しやすいため、気になる箇所は一時停止や巻き戻しを活用しましょう。「お気に入りのフレーズ」を再度聞くことで、内容の理解が深まります。
スマホの設定を活用する
多くのアプリでは、速度の微調整や、聞き逃した部分を数秒単位で巻き戻せる機能が搭載されています。これらをうまく活用しましょう。
倍速再生に向いている人・向いていない人
向いている人
• 効率よく情報を吸収したい
• スキマ時間を有効活用したい
• 同じ内容を何度も聴くことに抵抗がない
向いていない人
• ゆっくりと作品の世界観に浸りたい
• 感情表現や音声の質を重視したい
• 内容を深く考えたいタイプ
私の実体験:倍速再生との付き合い方
私自身、オーディブルで2年間以上倍速再生を活用しています。はじめは1.5倍速が限界でしたが、慣れるにつれて2.0倍速でも楽しめるようになりました。ただし、小説やエッセイなど「雰囲気を楽しむ作品」では、1.0倍速に戻すこともあります。
重要なのは、「目的に応じた使い分け」です。たとえば、ビジネス書では倍速、文学作品では通常速度といった具合に工夫することで、オーディオブックの魅力を最大限に引き出せます。
耳って慣れるものなんですね。
まとめ
倍速再生は、時間を効率的に使いたい現代人にとって非常に便利なツールです。ただし、内容を理解しやすくするための工夫や、ジャンルごとの使い分けがポイントです。
ぜひこの記事を参考に、自分に合った倍速再生の方法を見つけてみてください!そして、オーディオブックを通じて、より多くの知識や感動を手に入れましょう。
あなたも、倍速再生で新しいリスニング体験を楽しんでみませんか?
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